個人vtuberの一番星『天開 司(てんかい つかさ)』の人気に迫る
天開司(以降 司氏)とは、バーチャル債務者youtuber天開司との名で主にyoutubeで活動する個人vである。2018年2月のvtuber黎明期から生き残っている希少な存在である。細部はwikiを見てくれ!
筆者も偶に見ているvだが、今回記事に取り上げた原因がこちら
Vtuberバトルロワイヤル
個人・箱関係なく特に著名なvtuberを15名集め、「漫画『バトル・ロワイヤル』のパロディをマインクラフトでやろう!」という企画である。半月以上前から準備していたらしく、孤島を舞台にし、学校や市街、地下に至るまで作りこみ、各地の箱の中に様々な武器を隠し、それで戦わせるなど、原作に対する多大な『リスペクト』を感じた。ゲーム中は各人で仲間を作る・戦ったりと様々な戦略を立てて自由に行動し、5日目の最後に生き残った一人が優勝者だ。
ゲームが始まってすぐにも『でびでび・でびる(にじさんじ所属)』と『ヤマトイオリ(どっとライブ所属)』が恋愛関係になる謎ムーブをとったり、『叶(にじさんじ所属)』がデスゲーム内でデスゲームをするサイコパス行動をとったりと見どころ抜群であった。
まずこの企画で凄いのは、集めたメンツであろう。3年以上前から活動しているだけあり、これだけの人気のあるメンツを集めただけでも、この企画は成功しているようなものだ。そして人気というだけでなく、デスゲームで良い動きをしそうな如何にも一癖二癖もあるメンツなのも非常に面白い。
そして何より凄いのが、この人気ある参加者達に
『殺し合い』をさせられるのが凄い。
現在のvtuber界隈は興隆期であり、様々な混沌が生まれては消えている。ただ一人のvを推す事を信条にした「~専」であったり、その箱全体を愛する「箱推し」、処女であるvのみを愛する「ユニコーン」であったり、『違う箱』や『二名の間』の優劣を決める事に生活をかける所謂「対立煽り厨」であったりと、様々な視聴者がいるのだ。
その中でも今回のような企画で危険視されるのは、「~専」である。
上記の種類の中では穏健であることの多い「~専」ではあるが、
一人のvを愛するがゆえに暴走する事があるのだ。
その中でも著名になるきっかけを作ったのがにじさんじで行われたArk戦争である。これは説明すると長すぎるので省くが、気になったら調べてくれ。
この企画の中では、名の通り各人が色んな勢力を作り殺し合う事がメインの企画であったが、あるv(Aと呼称)があるv(Bと呼称)を殺したことで、「~専」は暴走を始めた。殺されたBのチャット欄にAのリスナーが現れ、「なぜ殺したのか?」などとAを責め始めた。次第にリスナー同士がヒートアップしていき、終いにはvtuberの人格に対する攻撃を始め、チャット欄は混沌が生まれた。これはArk戦争中終始どこかのチャット欄で勃発していたのだ。結局終盤の戦争では各vにチャット欄を見ない事を推奨するなど、vの精神的な負担も重かったようだ。
(細部の起こりは記述しないが、大体こんな感じ)
自分の推すvがゲーム内とはいえ殺されたらいやな気持になる人もいるだろう、だがそんな人が
「そもそも殺し合う趣旨の企画を見るのは何故?」
というのが筆者の考えである。これに関しては様々な考えがあると思うので各人の考えを熱くならない程度に持っていたら良いと思う。
さて本題に戻るが、今回のデスゲームの主催者である司氏のチャット欄では・・
一度も炎上しなかったのである!
(筆者の見ている限り)
こういった企画に杞憂する様なコメントもなく、司氏のリスナーは民度が良いのか?
いや違うのだ!
こんな企画を見たい・やりたい奴だけがそこにいる
のだろう。
そして、そういった方向性の企画を見たい奴らが過去・未来で司氏を応援するのだ。
そのことが今回の企画を成功に導き、これからの司氏を助けるだろう。
Vtuberの汚い心理戦が見たい!
という方は、是非司氏を応援しよう!そうすれば第二回Vtuberバトルロワイヤルも開催される!かもしれない
こういった生き汚さを許容・楽しむ人を集客出来るのが、司氏の人気の原動力であると筆者は考える。。